海底室

ブクブク

龍如極2をやっています

真島吾朗にハマった~~~~~チクショ~~~~~~~

 

こんなん釣り餌としてわかりやすすぎるのに見事に釣られた~~~~~釣られクマ~~~~~。

極の方を実況で見て、変則的でわからなすぎる真島の兄さんのことが気になってしまって気づいたらあらゆる場所を調べていた。わかんね~奴好きすぎる~~~。

とりあえず極2を買ってみてプレイ始めたとこなんですが、極の方買ってもよかったな。どこまじがあるから。

龍が如く自体もストーリーの構造とかがよくできてて面白いけど、全体的に”男の”感が漂っていてそれはまあ引っかかりを覚える。しかし極道テーマに倫理観を求める方がおかしい気もする。いやでもテーマと倫理観の食い合わせの悪さと、制作陣がどのように考えて作成してると感じるかはまた別だな。倫理観はヤバいと思います。

ゲームシステムとかは面白いな~と思う。街を自由に歩けるタイプのゲームって好きだな。自由度高すぎると迷ってしまうタイプなんだけど、きちんとメインストーリーがあるからしっかり進められそう。

ひたすら真島の兄さんのことだけ追いかけている。良いんだよな~~~個人的には極とか無印(41か31か頃)のときの兄さんが一番好き。元気で意味分かんなくて理不尽で。この辺の兄さんの感じをONLINEがしっかり拾ってる感じある。ONLINEの兄さん解像度高いな~~~と思う。初心者が解像度の話をすな。

 

兄さんの解釈を固めたいので追記にメモっていこう

 

 

【部下に慕われている、カリスマ性について】

0島さんから鑑みるに、元々面倒見は良いタイプというか、うじうじ悩んでいるのが鬱陶しくて自分が首を突っ込むことで解決しようとするタイプなのかとは思う。あと人心の掌握もだいぶ上手いし、相手が何を考えていてこっちがどのように喋ればうまく事が運ぶかも判断がうまいタイプ。でも生育環境的には生粋の極道なので所謂表の人間同様の道徳心を持つことは難しく、一般的な”親切な人”であるとは考えられない。部下からの慕われ方というのは、組長としてドライながらもまとめる能力が高いこと、あと強さと自分の生き方への邁進の仕方(この辺はONLINEの西田ストーリーから)によるカリスマなのかと思っている。あと基本暴力と理不尽で成り立っているので、心底惚れ込んでいる精鋭だけが残るというバグもある。ある種エコーチェンバー的チームではあるが、おそらく極道は大体そんな感じ。

 

【0→無印への変わりようについて】

0島さんはあんなに優しくてかっこよかったのにどうしてこうなっちゃったの?というのはよく見るが、個人的には0時点で結構片鱗はあった気がする。0島さんのキャバレー支配人としての振る舞いは優秀ながらもかなりドライな方で、1億稼ぐという目的のために自分が慕われる支配人になる行動を厭わなかったように見えるし、佐川さんの見張りもあって派手なこともできなくて、まさに首輪をはめられた状態だった。ただマコトを救うために最初から少しずつ飼い主を裏切ったりもしていて、自分がやりたいようにやるんだ!という気概も最初から見えていて、元々反骨精神強いんだろうな~。そこに西谷との出会いや飼い主の枷から逃れたこともあり、溜め込んでいた反抗心が爆発した感じがある。支配人生活が終わって東京に戻るで!ってときに急にスタイルチェンジしてあの格好な辺りも、元々ああいう格好が好きなファンキーさがあるんだろうな……。0が我慢しすぎていた説。ただ生き方の参考として西谷や佐川がいることは間違いなく、自分が在りたいように在る、と決意して生きることが初めてだったから、鮮烈な記憶をなぞってしまうことはあるだろうと思う。0エンディング時から新しいスタイルを身に着けていって、無印時点ではすっかり馴染んでるんじゃないかなあ。どんな生き方も10年くらい続ければ自然体になっていくしね。ただ生来の敏さとかドライさ、惚れ込んだ相手への献身を覗かせることもあるから、真島さん独自のスタイルになっている気がする。

 

【性格、性質について】

そもそもの気性は荒い。というか極道としてずっと生きてきて、親父にもそう教育されていたわけだからそのようになることは必然。暴力・暴言がデフォ。教養はおそらくあんまりないけどシノギをこなす能力はあるし、要領も良くて人心には結構敏い方だと思う。0島さんはそれを人の顔を伺ってご機嫌を取ることに使っていたけど、0以降だと自分がやりたいようにやるために、自分の感情を逐一認識しながら意識的でも無意識的でも反抗したり、破天荒に振る舞ったりということをバランス良くやっている気がする。もちろん正直に、人の顔色に左右されず、という生き方を貫いてはいるけど、馬鹿正直な桐生ちゃんとはまた違ってクレバーに、ある程度自分の魅せ方をわかって立ち回っているところはあると思う。他人が何を常識としているかをわかっているからこそ常識破りに振る舞う、ということもできている気がする。ただ筋を大事にしてすこし不器用なまでの真っ直ぐさを見せることもあるのが憎いねえ~。約束守るし。自分の欲求に従って生きているために、気に入られようとして親切をすることはないけど、行動の結果面倒見がよくなったり、身内への情を垣間見せたりする。あと好意を抱いている人に献身するのが多分性質としてあって、相手に気に入ってもらうための行動ではないからそれを全然伝えない傾向にあるな。饒舌で口が上手いけど、自分の胸の内にしまっておきたいことは必要がない限り言わないタイプだ。好ましい相手の大切なものまで守りたいタイプ。極道気質なので身内の死にもある程度ドライというか、当然あるものして受け取っていると思う。OTEで部下が噛まれてもギンギンに笑ってるとことか、小悪党がゾンビに襲われるのを普通に見捨てるのとか良かったな。良くも悪くも因果応報を性分としているのかもな。善人をあえて危険に巻き込もうとは思わないけど、何か悪いことをしているなら死んでもしょーがないか~と思っていそう。自分のこともそこに含まれるから若干刹那的な生き方をしているのかも。不死身だけど。照れ屋というか、こっちからぐいぐい好意を示すのは普通にやるけど相手からぐいぐい来られるとやめぇや!となるタイプだな。受けすぎる……。心から感謝し、感謝されるという関係に慣れていないのかもしれない。それはそうだと思う(生育環境からして)。

 

【シノギについて】
兄さん多分生来の派手好き(0時点で多分そう)で、権威にはあまり興味ないけど「なんか派手にやってみてえ~」という野心があるので、ちまちました詐欺とかちまちまヤクを売るとかちまちま法外な利息を取り立てるみたいなことが苦手で、継続的な利益を見込めることにあまり手を出さないから結果的にちょっと良いヤクザに見えてる節はありそう。弱小店をナンバーワンにするくらいなので多分やろうと思えばビジネスもできるけど、ゴロ美が挙げた「なんでもやらにゃアカン」みたいなシノギの例がだいぶ一攫千金感あったので、一攫千金が好きなのかな~と思ってる。ちまちま裏から手を回すことが嫌い。演出家だし。
こうして考えると一般的に悪いことというのは細々した根回しが必要なんだなあとしみじみするね。飯淵なんかはそういうのが向いてたんだろうな。まあ悪事の根回しって概ね腹を探って騙して裏切っての繰り返しだから兄さんの性分には合わないわな~。
真面目にやってるところから奪い取るのは筋が通ってないからやらないけど、筋が通ってない奴相手ならいくらかわいそうな目に合わせてもいいと思ってる(因果応報の協力な感じ)から、ONLINEではヘタレの平迫くんから会社を乗っ取ったし、それが一番似合うな~と思う。
明確に”カタギ”と”それ以外”を分けて考えてて、カタギに迷惑をかけるのは筋違い、というような価値観なのかもな。

 

 

ただ無印、2あたりと3以降では兄さんの扱いがかなり変わっている(制作側が”かっこいい”に舵取りをしたがってる節がある)ので、全部含めるか、ナンバリングごとに単品で見るかでかなり味わいは変わってくる。総括してかっこよくて好きだけど、無印・2あたりのメインストーリー(リメイクでも変わってないところ)の兄さんが一番意味わかんなすぎて好きだな。ONLINEの兄さんがかなりそのフィールを受け継いでいると思っている(めっちゃONLINE推すやんけ)

 

一番好きな衣装はスーツ島(かっこよく、エロい)だけど、デフォ衣装とかヘルメットも好き。足がすらっと長いので黒パンツが映えるんだよな~。ボトムだけで言ったら革パンが最強。靴も特徴的なのにかっこよくて好き。つま先が金属だと蹴ったときにダメージでかそうだね(それが狙いか?)。黒手袋も癖に刺さるな。全身癖人間か?あとズボンの尻のところにドス携帯してるのも良すぎる。

足技とテクニカルなスピードタイプが好きなので戦闘スタイルは好きにならざるを得ない。

 

シリーズ進むごとに「たまにテンション高くなっておかしいことするけど愉快で有能で切れ者で頼れる優しいおじさん」みたいになっていくけど俺は暴力と暴言と恫喝でできている根っからのヤクザ島のことが大好きだからよ……。OTEとONLINEで暴力をたくさん振りかざしてるの好きなんだよな。もっと理不尽な暴力を浴びせてくれ……。
強い奴が好きなので弱い奴に暴力を浴びせて楽しむということはしないと思うんだけど、暴言と恫喝はデフォなんだと思っている。
肩がぶつかったとき機嫌がよければ「おお、すまん」って言うけど機嫌が普通以下なら「前見て歩かんかい」って軽く威圧して去る。そういうガラの悪さを求めている。
ONLINEの西田昇格エピで「俺は死ぬまでやる言うたぞ」ってところ、さすがに怖い兄さんへの癖が詰まりすぎでは?と思った。ONLINEのシナリオ担当はおそらく暴力の真島が好き。
でも兄さんは道楽で人を殺したいとは思っていないと思う。戦うのが好き、と殺しが好きはまったくイコールじゃない(場合によっては対立概念ですらある)し、弱い奴を道楽でいたぶるということも好きじゃなさそうだから、合理性のない殺しは頭に浮かんですらこないだろうな~。

【やりそうなガラ悪エピソード】
・ゴミの分別はするけどタバコはポイ捨てする
・待ち時間が長いと「いつまで待たすんじゃボケ」と言う
・しょうもないことをしている悪党の利権を奪ったり、そいつのシノギを奪って使ったり(自分たちの設備を壊したとは言え)、見殺しにしたりする(ONLINEとOTE参照)
・交渉の場で恫喝を多用する
・意味わからない価値観に否定から入る 「何が楽しいねんそんなもん」とか言う

 

0のストーリー自体は入り組んでるのにしっかりしてて好きなんだけど、マコトや元妻などの「かつて愛した女」的概念はそんな好きでもなかったりする。(マコトのキャラクター自体は結構好き)
な~んかアリバイ作りというかキャラ性の渋滞というか、兄さんのヘテロセクシャルですよ言い訳と「渋い男」的な雰囲気作りの産物という感じが……。
兄さんは桐生ちゃんにめちゃめちゃ執着しているし、言い方とか行動とか恰好とか度々ゲイっぽく見えるんだけど、こういった「過去の女」を作ることでゲイではない(バイの可能性はあるが、大体の人はヘテロと解釈する)と言い訳することができる。
しかし公式で人気男性キャラに生涯の伴侶を作ってしまえばバッシングを受けるし、いわゆる”腐女子”層からの受けも悪い。なので「過去の女」を他の男とくっつかせたり、死なせたりすることで「この人はかつて女を愛した渋い人だけど、今はフリーですよ」とできるわけだ。この辺は桐生ちゃんにとっての由美にも同じことが言える。
女性キャラが大体舞台装置なんだよな……。まあ作品全体に漂うマチズモとかホモソの空気からして、女性キャラの主体性に重きを置かないことはわかるんだけども。(真島さんはマチズモに染まっていることを前提に推している(あんな環境でまともな人権意識は身につかない))
多分0まともにやったり5やったりすれば好感度が変わることもあり得るけど(やってないのに言うな)、現時点ではこういう印象です。兄さんが”人間”すぎる感じもうーんて感じになった。多分私はヘテロ恋愛を人間性の掘り下げとして使うことをダサいと思っている。でも真マコって別に公式で恋愛感情と明言されたわけでもないのになんか公式CPみたいな扱い受けてるしみんな永遠に擦り続けるよな。くっそ~~~~関わり方からすれば桐真が公式と言われたってなんらおかしくないだろ。ヘテロ至上主義すぎる。なんで「真島さんはメインヒロイン(ふざけ半分)」になるんだよ。マジでメインヒロインだろうが。
大事に思うとか、優しくするみたいなのが恋愛関係にある(あるいは好いている)女だけというのもなんかな~~~。「かっこいい頼れる男」像としてありがちすぎない?と思う。それなら万人にガラが悪くあってほしいってワケ……。なんかあまりに普通だから……。
そういう色々もあり、結構0とかの概念をぼんやり含まない真島さんのことを推している節がある。献身の性質を説明するには恰好の題材だけど、私の中の真島像としてそれ以上ではないかもな。初期のまったく意味のわからん島のことが好きすぎて……(クソめんどいオタク)