海底室

ブクブク

情報の奴隷

こんばんは。自宅を離れて温泉旅館にいます。

 

卒業式が(本来は)早い時間から着付けをしなきゃいけなかったので、前日入りで泊まってるんですけど、大幅に縮小したので明日の朝はのんびりできて、ただただ温泉旅館に泊まっているだけという棚ぼた状態。めっちゃ広い旅館でうまい飯食って趣のある温泉入って布団に寝転んでいる。サイコ〜〜〜。

温泉街なんだけどそこまでガチガチの観光地ではなく、民家というか人の生活がすぐ隣にあるのがいいですね。ちょっと歩いたら普通に畑耕してる人がいる感じ。某ウイルスのせいなのか元からなのか知らないけど、ほとんど人がいない閑散っぷりも良い。のんびり散歩ができた。

 

自然がいっぱいで素敵な場所です、という謳い文句はめっちゃ良いものみたいに捉えられがちだけど、私はどちらかといえば住宅街の方が楽しい。自然も悪くはないんだけど。これは適性の問題という感じがする。

面白いかどうかは興味の対象かどうかで大体決まる。気がする。それで私は自然のことがよくわかんなくて、人工物ならある程度ストーリーを見出だせる。

落ち着くかどうかは安心感とかで決まるんだろうけど、私は自然で安心したことがない。川とか植物は大体濡れるか虫がいるかで気を張ってしまう。自然はレジャーであって、精神を落ち着ける揺り籠ではない。私にとっては。

あと単純に「落ち着いている」ことが向いてない気もする。あれって適性あるよな。一人で散歩とかするのは好きだけど、大体音楽を聞いているし、休日に家で布団に寝転がってぼーっとするみたいなのは苦手だ。何か情報が欲しい。現代病みたいなやつかもしれない。

常に何かインプットして何か(創作物とか)を妄想する時間でないと勿体無い気がしてしまう。散歩は果たして散歩が好きなのか、散歩を口実に音楽を聞いてイメージイラストを考えるのが好きなのかわからない。この状態が健全なのかそうでないかもわからないけど、目立った健康被害はなさそうだからとりあえずこのままでいよう。

なんとなくぼーっと落ち着いて自然を楽しんだりできる人はかっこいいと思ってるので、そういう人っぽく振る舞うことはある。要するにかっこつけている。落ち着いた人間になりたいけど、私は結構せかせかした人間だとやっと自覚し始めた。年齢とともに落ち着いたりするのかね。

 

明日はちょっと早起きだ。頑張ってきます。