海底室

ブクブク

説得力

こんばんは。寝る前です。

今回の帰省最後の日なので毛玉猫に別れを惜しんでいます。

 

今日は何したかな〜〜〜よくお手伝いした気がする。食器洗ったり猫トイレ片付けたりゴミ袋を設置したりお米炊いたりした。専業主婦っていつもこんな感じなのかなあ。大変だな。

祖母が来て卒業祝いをくれた。いつもありがたいなと思う。うちは田舎の家庭らしく、親戚づきあいが濃い方だろうと思う。お盆や正月には集まって食事をし、折に触れてお小遣いをくれたり、帰省のたびにお土産を持っていったりする。

ネット上や実際に田舎から出て、広い価値観に触れて、正直親戚一同とは相容れないと勝手に壁を作ってるところがあるし、元々あんまり心を開いてはいない。好きな人脈というわけではないが、なんとなく慣習に従ってしまうところがある。あと両親のメンツを潰したくないというのも。田舎から抜け出す私と違って、両親は田舎に残っている。両親を人質の取られているようなもんだな。

親戚づきあいもできればしたくないし、親戚の子供にお年玉とかあげたくないと思っている。でも結局あげちゃうんだろうな。両親のメンツの話もあるし、単純に私が受けた恩を捨てられない凡庸な人間というだけでもある。

私は常々、育ててくれた人たちに恩返しをしなくちゃ、みたいな価値観の押し付けには反対ではある。なぜなら産んでくれと頼むわけではないから。恩返しを期待して子を育てるのは完全におかしいと思っているから。でもそう言いつつ、私は両親や親戚に受けた恩をそのポリシーに則って放り投げることができない。結局は恩返しという形になってしまうが、しかし同調圧力に屈したみたいになるのも嫌だな。ジレンマ。

日常生活でもそういうことがよくあるな。ポリシーとして、スタンスとして持っているのに、その思想と逆のことをしたときの勘違いされる癪な感じ。恋愛が多い気がする。「恋愛なんてしなくたっていい」というスタンスでいるのに、恋人がいると「嫌味かよ」みたいになって効力が薄れるやつ。本来、実状とスタンスは違ってても構わないはずなんだが、何かと説得力ないみたいに言われるのは癪だ。しかし考えてみたら命って尊いよねと唱える快楽殺人鬼みたいなもんなのかも。それは説得力ないな。

 

眠い。明日は重い荷物抱えてはるばる移動だ。がんばるぞ。